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2008年5月

ワインを19倍おいしく飲む方法

 ソムリエの気持ちです。

今回は、ワインのおいしい飲み方の2回目です。

前回は、楽しんで飲もーでした。

今回は、グラスです。

皆さんは、日頃どんなワイングラスでワインを

飲んでいますか?

ほう、ほう、それは、それは、なるほど

いろいろなご意見が御座いますなー

皆様、様様なワイングラスをお使いですなー

でも、ちょっと待ってください。

この皆さんの中で、自らお店へ出向き

ご自分でワイングラスを購入された方は

割かし少ないのでは?

そうなのです、結構な方が頂いた物や、

必要に応じて、セットで購入された物を

お使いの方が多いのでは?

ワイングラスほど、その種類、値段の格差

が多いものはないのではないでしょうか?

まして、このワインには、このグラスなんと言っておったら

もう大変。

ワイン一本一本でグラスを用意しなければいけません。

それでもやはり、ソムリエの気持ちとしては

ご自分でワイングラスを選んでいただきたい。

いえいえそんなに高価なものでなくても、いいんです!

白用、一脚 赤用、一脚

白は小ぶりで先がとがっているような感じ

(白は、香りがまっすぐに立つからです。)

赤は大ぶりでしもぶくれ。口がやや大きめの物

(下で空気にたくさん触れさせるためです。)

そしてガラスの肉厚がなるだけ薄い物

(クリスタルはとても肉厚が薄いですが、値段は

肉厚です。)

背の高さや、スタイルは、はっきり言って

どうでもいいです。(金魚鉢みたいなあれ、

ありゃ駄目です。洗いにくいし、すぐ割れる)

そりゃ、あとは好みです。

値段は、2千円前後がいいものがそろっていると

思います。海外の物でなくても国産の物でも

安くて丈夫でかっこいい物は、結構あります。

どうです、これだけでも、毎日飲んでいる

ワインが全然違うワインに大変身です。

だまされた思って、少し高い自分にあった

グラスを探してみよー おー

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ワインの心

 ソムリエの気持ちです。

今までワインの歴史を見て参りましたが、

いよいよ、実践に入ってまいりたいと、

思います。覚悟はよいですか?

てっ、そんなに大げさなことではないのですが。

さて、題しまして

ワインを19倍おいしく飲む方法

はじまり、はじまり

その1

 これが、一番大切なことなのですが、

楽しんで飲みましょう!です。

えーと言わないで。

本来ワインは、庶民のお酒。

味がこうとか、産地がどうとか、年代がどうとか

確かに、様様なワインがあり、いろいろうるさい

ことも、事実

でも、そんなの関係ねぇー(すいません)

大切なことは、どんなワインであれ目の前に

出てきたワインは、楽しんで飲んでしまえ。

ということです。

それがたとえ超高級フレンチでもびびらない、

安い居酒屋でも、馬鹿にしない。

気持ちは一緒、心はひとつ。ワインを楽しむ。

これが一番大切な其の一であります。

では、次回はその2で。

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やはり歴史

 ソムリエの気持ちです。

今日はアメリカ対フランスの対決です。

1976年にパリで歴史的なブラインド、テイスティングが

行われました。

アメリカ建国200年記念と言う事で

パリ博でフランスワイン対カリフォルニアワイン

のブラインド、テイスティングです。

ブラインド、テイスティングとは、ワインを紙袋に入れて

銘柄が判らないように目隠しをしてワインに点数をつけ

ワインの優劣をつけるという恐怖の対決方法です。

フランスからは、超一流シャトー

(ムートン、オーブリオンなど)

当然、誰もがフランスが勝つと信じて疑いませんでした。

ところが、ところが赤ワインで

勝ったのはカリフォルニアワイン、

スタグス・リープ・カスク23でした

ちなみに白もカリフォルニアのシャトー、

モンテリーナがトップ

これを受け、フランスは大混乱、上へ下への大騒ぎ

ワインがまだ若かっただの、審査員が悪かっただの

それではと言う事で、10年後に同じワインで今度は

アメリカ、ニューヨークでリターンマッチ

しかしや、しかしここでもアメリカ軍が大勝利

これに懲りてか、これ以降、

大々的な対決はなくなったよう

皆さんもワインはフランスと思ってい方、おおいのでは?

それにしても恐ろしきアメリカ軍!

強いのは軍隊だけではなかった。

ワインでも世界征服?

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がんばってゆけワイン

駆け足でワインの歴史を見てきた、

ソムリエの気持ちです。

さて今回が歴史の最後なのですが、

ワイン史上の大事件についてです。

19世紀後半のヨーロッパで(特にフランス)

でフィロキセラ(ぶどう根アブラムシ)が大発生したのです。

この害虫はアメリカからやって来たと言われていますが、

何しろこのフィロキセラは、生命力が強く、爆発的な

繁殖力により、ヨーロッパ中のぶどうの樹を壊滅状態に

追い込んだのです。

このとき、この絶望的な危機を救ったスーパーマンは

やはり、アメリカでした。

なんとアメリカ産のぶどうの樹がこの害虫に免疫性を

持っていたのです。(まあ、当たり前といゃそうなんですが)

このアメリカの免疫性を持ったぶどうの樹を台木にして

在来苗を接木したところ、みごとにぶどうの樹は蘇ったのです。

めでたし、めでたし ってやはり昔も今もアメリカが

一人で世界を振り回してるようで。

もう歴史はお終いにしようと思ったのですが

せっかくアメリカが出てきたので、次回は

フランス対アメリカの全面戦争について(ワインのですよ)

考えてみたいと思いま~す。

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がんばってきたワイン3

  ソムリエの気持ちです。

さて、前回の答えですが、正解は???

そう、ガラス瓶と、コルクが正解でした。

なん~だと思われた方もいらしゃっるでしょうが、

この発明こそワインを進化させたものは在りませんでした。

これこそワインの瓶内熟成による品質の向上、おいしさの向上

保存、運搬、庶民への普及などあらえる面において

計り知れない大きな影響を与えたのです。

この事により、世界革命も起こります。

さて、今宵はワインを飲みすぎてしまったので

この辺でご勘弁を、

次回も、もう少し歴史のお話です。

ところで、皆さんはフランスのワインと、アメリカのワインでは

どちらがおいしいと思いますか?

では次回に

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がんばってきたワイン2

  引き続きがんばってきたワインです。

実はワインの歴史なのですが。それだけで、一冊の本が書けます。

(ヒュー ジョンソンなどは何冊も書いています。尊敬です。)

奥は深いです。ですので気持ちは駆け足です。

(ちょっとはやすぎますが!)

前回は、キリストまでのお話でした。

今回は、その後です。(もうちっとながそうだな~)

中世です。

キリスト教会において、ワインは儀式的なものとなり、

絶対的な必要不可欠な存在となり、ワイン造りの中心的な担い手は

修道院僧侶たちへと移っていったのです。

各地の僧院では、盛んにぶどう畑が開墾され、栽培や醸造技術の

研究が行はれるようになった結果、

シャンパンや様々な香草やエキスを加えたワインが生まれたのです。

(かなり怪しい研究もされたようです。)

そしてなんと言っても、この中世以後に発明されたものが

ワインを劇的に変えてしまうのです。

さて、それは何でしょう?

答えは.............次回!!!

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がんばってきたワイン

 ソムリエの気持ち6回目です。

今回は、ワインがいかにがんばってきたかの歴史です。

え~歴史~

まあまあそ言わず、もう少しおつきあいを

なんたってこれが結構重要だったりするんですって。

実は、ワインがどのくらい昔から存在していたかは

解っておりません。

文献として最もふるいのは、古代バビロニア「ギルガメシュ

叙事詩」で、紀元前4000~5000年に書かれたものが最古

だと言われています。

もうなんだか想像も付きませんよね。

つぎが、紀元前3100年から1500年にかけてで、

エジプトのピラミッドの中の壁面に、ぶどう栽培や、

ワイン醸造の絵が描かれていることから

このころから現在とあまり変わらない方法でワインが

造られていたということができます。

紀元前1700年頃になると、あの有名なハンムラビ法典

に「酒癖が悪い者にワインを売るべからず。」

という規定がのっています。

(こりゃ大変、私なぞワインを売ってももらえない。)

しかし、当時ワインは宮廷や寺院で飲まれる程度で、

一般庶民とはまだまだ縁の遠い飲み物でした。

これを全世界に広めたのが、戦争でした。

ローマ人が全ヨーロッパを征服していく過程の中で

ローマから遠征先の兵までワインを送ることが困難になり

現地で生産するほかに方法がなかったからで、

侵略するが早いか、まず畑にぶどうを植えたそうです。

そんな中、全ヨーロッパに影響を与えたキリストが誕生します。

彼は「このパンはわが肉体、このワインはわが血」と言う

有名な言葉を残します。

これ以後、ワインはキリストの血と涙といわれるようになり

その他の酒と違った意味合いを持つようになってくるのです。

とまあ長くなりそうなので、今回はここまで

次は歴史2回目です。

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がんばったぶどう

  気持ち6回目です

ぶどうがワインになるためには、まだ様々な試練

が待っています。

まず1番目は、天災です。春が来るのが遅かったり

雨季が長かったり、夏が暑すぎたり、と自然条件が

とても重要なのです。

2番めに、病害です。これは主にかび(糸状菌類と

言います。難しいですね。)の仕業です。

3番目に、害虫です。これも厄介。

4番目に、作り手です。 つまり人です。

これは、ワインを造る人がどれだけぶどうに愛情を

注いでいるか?です。

やはり、この作り手の熱意が一番重要な事なのです。

と言う事で私らソムリエも、この作り手さんをもっとも

重要視するのです。

(この作り手さんはどうのこうのとか勝手に言います。)

がんばったぶどうが良い作り手さんと出会えることを

今日も祈りつつ、

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がんばれ葡萄

 気持ち5回目です。

今回はがんばれ葡萄、と言う事でぶどうがどんな所で良く育つのか?

を解明していきたいと思います。

ワイン用ぶどうは、年間平均気温が接し10℃~16℃で、しかも一年

のうちに暑い季節と寒い季節が訪れるような‘季節のサイクル’がある

ことが望ましいと言われています。これは夏と冬の間が短いと言う事

ではなく、すごい暑い夏の後にある程度寒い冬が来る事が理想とされて

います。しかもこの間に降雨量が絡み合いその年のぶどうの良し悪し

が決まるのです。

(この為ソムリエは、しばしばこの年は夏が暑すぎただの、雨が降りす

ぎだの、冬が短かったと言うような事を言い訳にします。笑)

また、土壌についてはあまり関係ないと言われてはいますが

やはり、一般的に排水が良く、根が深く発達できるような砂質、礫質

の土壌の方が良いぶどうができると言われています。

これはどんな所でしょう?

それは一言でいうと‘荒地’です。小石や砂利ばかりの土地です。

他の農作物が育ちにくい土地ほどぶどうが良く育つのです。

とまあ、こんな厳しい条件を経て良いワインが出来るのです。

がんばれ!ぶどう。

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がんばるワイン

 気持ちも4回目です。

ワインはぶどうからできて、全世界でものすごい量のワインが生産されて

いることをお伝えしました。

今回は、ワインボトル一本分にどの位のぶどうが必要かという質問から

です。

お解りになる方はいらっしゃいますかね?

これはなかなか皆さん解る方はいらっしゃらないのでは?

正解は約1キロのぶどうからです。

皆さんが飲んでいるボトル一本分は1キロものぶどうから作られて

いるのです。

しかも、ワインはその他のお酒と違い加水されていないので

原料の味がそのままワインに反映されてしまいます

このため、生産者の方々は必死になって大切にぶどうを育てて

いるのです。

そしてよいぶどうの品質は、品種、原産地、自然条件が微妙に

影響しあい、さまざまなワインが世界に送りだされているのです。

とまあ、私もワインをお勧めする一人としてお客様にあったワイン

をお選びするため日々精進をかさねている訳です。

私も大変ですが、生産者の方も大変と言う事で、感謝をしつつ、

今回はここまでで。

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ワインの裏切り

 ソムリエの気持ち3回目です。

前回で、ワインはぶどうから出来ていることが判明しました。

そんな事は誰でも知ってるって?まあそう言わないで、では

ぶどうは全世界でどのくらい生産されているかご存知ですか?

お解りになる方はいらっしゃいますか?

まあ大体の方はお解りにならないですよね。

そんなのすぐに答えられたら変態かソムリエだけですよ。

全世界のぶどう収穫量は約6千万トンです。

これは、東京ドームいくつ、とか皇居いくつぶんとか

そんなような問題ではなく、もうたくさんという事です。

そのうち、日本人がよく目にする、デラウェア(種なしぶどうです)

巨砲など生食用は全体の10%しかなく、後のほとんどが

ワインになるのです。

全世界65ヶ国以上栽培面積は8千万haにも及び、もう

ワインを作ってない国などない状態なのです。

どうです、少し驚かれましたか?

驚かない!そうですか。

では次回はぶどうの品種から迫ってみたいと思います。

話は違いますが、今日のお題がワインの裏切りと言うことで

先日の体験なのですが、某フレンチレストランに食事に行った

時の事なのですが、(敵状視察です)そこで重大な事にきずいて

しまったのです。

ワインリストが判りづらいと言う事です。

こんな私(一応プロなんですが)でも、エッ何これ!と

戸惑うようなフランス語の羅列(しかもこまかい)

それでもどうだと迫ってくるソムリエ!!

皆さんにはこんな経験はありませんでしょうか?

困りますよね!

そこで私は提言したい

全国のソムリエ諸君に告ぐ

もう言語だけの表記はやめよう!

もっとわかりやすくワインリストを作ろう!

そう、誰でもだ。誰でもわかるワインリストを造ろう。

と言う事で今回はワインの裏切りでなく

ワインリストへの裏切りと言うことで皆様いかがでしょう。

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ワインの真実

 ソムリエの気持ちの2回目です。

さて、今回よりいよいよワインの真実に迫っていきたいと思います。

まずは基本中の基本

皆さんはワインが何から出来ているか知ってますか?

それはぶどうからです!

はい皆さん正解です。

いえいえ、決して馬鹿にしているのではありませんよ。

これはとても重要な事なのです。

その昔(遠い過去ではありませんよ)宗教的や、国家間どうし

の紛争、ワインの偽造生産、などの理由により、ワインの

原料や製造方法は長い事秘密でした。

今でも、宗教的な理由により、畑全体を国家機密とし兵隊さん

が、ワインの生産、厳重なる管理を施している国もあります。

平和て大切ですね。

とまあ、今回はここまでで、まだ始めたばかりで、右も左も

わからず、まさしく右往左往の状態です。

早速モモさんよりコメントを頂いたのですが、返事も出せず、

汗は出るわ、ワインはこぼすわ。

モモさん大変失礼しました。(また見てくれてるかなー)

でも、コメントをいただき大変感動しました。

またがんばりますので、よろしくお願いします。

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